息子(10歳)とわたしの二人ではじめたRAJIC collective。
RAJIC(ラジック)の始まりのきっかけは、息子が4歳の時に話してくれた「将来の夢」のお話。
それはロミオリを始めたきっかけと似ています。ごくごく自然な流れでした。
ロミオリのはじまりからRAJICのはじまりまでを記します。
1997年、フランスのパリに突如として現れたcollette。ハタチだった私は、そのはじまりにものすごく興味を持ちました。
その頃私はcosmic birth.というアクセサリーブランドを密かにスタートしていて、札幌コレクションでグランプリを受賞した経験を持つ友人と、服作りも始めようと計画したいました。
友人がカラダを壊し、泣く泣くその計画を中断しましたが、後にRomioRiとして活動することになります。
コレットに憧れていた私は、漠然と、いつかコレットのような空間(お店)を作りたいなーと思っていました。衣食住とそして音楽の集合体。
2010年、息子が誕生。
翌年には実家の1階のガレージを改装して、Relotta cafe とRomioRiができました。
建築士だった今は亡き父が設計し、できるところは全て家族で作り上げました。
衣=RomioRi
食=Relotta cafe 母と姉
住=建築家の父
あとは音楽や楽しい企画があれば完璧!と思っていました。
ある日、当時4歳だった息子が将来の夢を話してくれました。
「大きくなったら、ママのロミオリと、ばあちゃんとかおちゃんのリロッタカフェと、じいちゃんと、そして大好きな人のお店とかを集めた大きなお店を世界中に作りたい!そのお店の名前はラジックがいいな!」
それがRAJIC(ラジック)の誕生です。いろんな集合体なので私たちの活動名を「RAJIC collective」としました。
大人になるまではまだまだ時間があるから、それまでイベントを企画してラジックの練習をしようか!そうして私たちはこれまでいろいろなイベントを企画したり、アーティストをオーガナイズしたり、いろいろなことをしてきました。とにかく自分たちが楽しいと思うことを、人一倍楽しんでやっていこう!それがコンセプトです。この先どんなカタチになって行くかは乞うご期待。誰にもわかりません。
ただ、様々なことがものすごいスピードで変化していくこの世の中で、私たちが大切にしているのは、「柔軟性」と「変化を恐れずにいること」。
地球の未来を担う子供達の想像力と創造性を引き出し取り戻す、漠然とですがそんなことができたらと思っています。
RAJIC collective
SOTA and HILO